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<   2018年 04月 ( 13 )   > この月の画像一覧

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いつもありがとうございます。


ゆうパックの値上げがあり
はこBOONの完全廃止が決まり
宅配業界も曲がり角だとわかるのですが、

今年に入ってもう2件も輸送中の破損事故が起きています。

当店はそんなにいい加減な梱包をしているつもりはありません・・・
海外から送られてくる荷物にも負けないくらい
念入りな梱包に努めています。

ところが
「箱ごと思い切り落下しない限り
こんな風に割れないでしょう」という感じの破損が起きています。

受け取った側の方はもちろんのこと
発送した方もひどく落ち込みます。

あそこをもう少し・・・
あれが悪かったのか・・・・
なんだか一日中 仕事にも身が入らない状態です。

代替品がない 大切な出会いの古物ばかりなのに
本当に残念です。

送料を節約したいのは当然のことですが
これから少し梱包と送料のことを考え直そうかと思っています。

あとひとつ二つ入りそうだけど・・・
といった段階で 発送させていただくことも
あるいは 同梱の点数を制限させていただくことも
あるかもしれません。

できる限り柔軟な対応をするのが「スジ」だと思っていますが
ご協力をお願いすることになるかもしれません。

決定しましたら改めて告知させていただきます。
何卒ご理解のほど
よろしくお願いします。

店主敬白



今は昔のバブル時代
盛んにブランド物を買い漁る人たちがいました。

え?
ブランド好きはバブルと関係なし?

なるほど
そういえば 最近は奥さんまで「ブランド」で選ぶアホ男子がいるそうですね。
離婚率も上がるわけだ。

さて アンティーク陶器の世界では
「窯元」がこのブランドなのかもしれません。

今回の小特集
最後はこのブランド名のない二つのボウルです。

ブランドはなくても
あなたの目にとまり あなたの心に語りかけてくる何かがあれば
それはそれで 最高のブランドになります。


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マリーゴールドのようなお花のつまみがインパクト大
冷めないように蓋つきの ブイヨンボウルです。


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ご覧のように蓋と高台にカケ、


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持ち手付け根部分に、
窯の中で入ったラインがあります。



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見た目 内側にも若干響いていますが、
指で触っても引っかかりません。
しっかり固定していますので強度的にも問題はありません。


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特徴的なお花のつまみですが
よく見ると少しゆがんでいるようです。
まあこれはダメージとはいえませんので、
古い時代の「おおらかさ」と思ってくださいね。


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口径11センチ 本体の高さ6.9センチ
蓋ごとの高さ12センチ 蓋の直径12.3センチ
★マリーゴールドの蓋つきブイヨンボウル ご売約 ありがとうございました


おしまいは 窯印がないことが多く
素地が脆弱、すぐヒビが入ったり
かけたりすることが多いボウルです。


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口径14.2センチ(内径)〜15センチ(外径) 高さ7.9センチ
やや大ぶりで
フランスらしいサイズですね。


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表に一箇所 片面だけのライン+染み


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口にカケと少し染み
見込みに細かいカトラリー痕 など。


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高台裏にたまたまか 意図的か「C」に見える刻印

この手のボウルではいいコンディションの部類に入ると思います。
水滲みはありませんが これは観賞用にしたいですね・・・



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★白釉レリーフくっきりボウル ご売約 ありがとうございました




ソースとスープ
フランス料理には欠かせない感じですね。

同じソース入れ スープ入れ と言っても
さすが美食の国
デザイン 大きさはとても多彩です。

そこで、この形・・・白鳥ですね。
ソース入れ(ソーシエール)です。

え?
白鳥の首を掴むの?
と抵抗感があるのもわかりますが・・・

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受け皿には 岸辺の草がレリーフされて



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染みと釉はげのような窯疵がありますがヒビはありません。


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刻印はCREIL 単刻
18世紀末から19世紀初めのものです。


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ポットの方は翼の付け根部分に製造過程で入ったライン
尾の方に 使用によるカケと染まり


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見込みは結構綺麗です。

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受け皿は確かに古手のクレイユですが
ポットもそうかというとわかりません。
刻印がなく、全く同じデザインのものが

北フランスのDouai(ドゥエー)窯にもあります。


このソーシエールは元々はイギリスのリーズ窯がオリジナルのようで、

ドゥエーもクレイユも

ほぼ同じデザインのものを作っていたようです。




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でも この「白鳥のソーシエール」
美術館収納アイテムだそうですよ。

白鳥の羽の「ふわふわ感」まで伝わってくるレリーフですね。

やっぱりきれいです。

受け皿幅23.5×14.5センチ
ソースポット幅18センチ

★18-19世紀のファイヤンスフィーヌ 白鳥のソーシエール ご売約 ありがとうございました



それからこれは「おひとりさま」用のスーピエール


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いろいろな窯のものを見かけますが、これはクレイユ・モントローです。



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大事に愛用されていたようで 大きなダメージはありませんが
削げや染まりがあり、外側は白い釉薬の艶がなくなりつつある状態です。

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高台に窯疵
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真っ白しろよりもちょっと渋めに枯れた白い陶器が好きな方なら
これくらいが ちょうどいいかもしれません。
見込みは少し染まりが出ていますが
気になる様な貫入やヒビはありません。

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口径(内径)13センチ
本体高さ10センチ
ふたの直径14.5センチ
高台裏の直径9センチ

★19世紀 CREIL et MONTEREAU 一人用スーピエール ご売約 ありがとうございました


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早起きして 庭先で咲いたお花をそっと生けるのは
すみれのレリーフが入ったカナリー
寝ぼけ眼で顔を洗ったとき、必ず目に留まる

昨夜作ってみたイチゴジャムを入れて
ちょっとだけ得意げに差し出すのは
釉薬がたっぷりの完品パテポット


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自分で こっそりイイネ!
と口元が綻びる
安心感のある優しい白い雑器です。

気持ちのおしゃれは 
スマホをかざしては インスタ映えを競うこととは無縁です。




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クレイユ・モントローのラブラドール窯印
1884〜1920年

カナリーの方は貫入と 底部の擦れがあります。
パテポットの方は 釉薬が厚めで
これまで見たことが無いくらいのパーフェクトコンディションです。

カナリー L17センチ 高さ5.5センチ
ポット 直径8センチ 高さ5.8センチ


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★白いカナリーとポット ご売約 ありがとうございました



アンティーク好きの頭の中には
一つの「付箋」が貼られていて、
それは19世紀以前のアンティークか 否か というものです。

アンティークとは一般に100年を超えるくらい古いもの というくくりがあります。
だから1920年くらいのものでも 胸を張って「アンティーク」と言えるのですが
「19世紀」のお墨付きには負ける気がするんですね これが。

では さらに時代を遡って
18世紀だといえば どうでしょう。

日本の陶芸が 中国、朝鮮半島からの技術を得て、徐々に盛んになったように
フランスの陶芸 陶磁器の歴史も
最初はイギリスの技術を呼び入れたところから大きく発展しました。

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これ
ポントシュー? と思いましたが
リュネヴィルなのだそうです。
確かにリュネヴィルの歴史は1730年ごろから始まっています。

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これは1780年ごろではないかと聞きました。

古いカケや 表層部の釉はげ箇所がありますが
貫入やラインのない まあ綺麗なお皿ではありませんか。

マーガレットと 野ばら?
お花の陽刻もくっきりです。


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こちらはもう少しイギリスっぽい雰囲気。
いわゆるクリームウエアと呼んでも良いと思います。
リュネヴィルよりも肌白です。
パニエにメダイヨン、技術的にも優れたお皿

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使用感はほとんどなく、窯疵程度のコンディションです。

どちらも直径24.5センチのメイン皿(ディネ皿)ですが
リム周りの装飾がご馳走、という気がするので
ゴージャスなデザート皿として使っちゃうのもありかと思います。

試しにコンビニのスイーツをこのお皿にのっけて
ミントの葉の一枚も添えれば・・・
などと妄想する店主です。

★18世紀のゴージャスなお皿 
リュネヴィルはご売約・ありがとうございました
メダイヨンのお皿 在庫あり

日本人は白い車と食器が好き
だそうです。
無難 だからでしょうか。

こう書くと なんだか個性を嫌うようにも聞こえてしまいますが
白なればこそ
白だからこそ・・の魅力を見ていただこうと思います。


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おなじみ 八角形のお皿
オクトゴナル と名付けたのは、日本人なのだそうで・・・

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どちらも正真正銘古いお皿です。
長い方には窯印がありません。(この 窯印なしというのも古さの証なのだそうです)

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実際手にしていただければ きっと古い食器だと感じると思います。

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裏にラインがありますが表には響いていません。

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古いカケ カトラリー痕、リム内側の擦れによる釉はげがあります。
パールレリーフは 陽刻陰刻の繰り返しパターンのように見えます。



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デザート用のものは ★のついたジョワジー
1840年ごろのお皿


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虹色に光ります。
とても綺麗な状態を保ってくれています。


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サイズ
長いお皿 19×28センチ
ジョワジー 直径20.6〜22センチくらい


二枚セットで この古い白が映える
春の晩餐を楽しんでください。

★二枚の古いオクトゴナル(2枚セット) ご売約 ありがとうございました

さて ことしのつばめさん特集
今夜で一旦終了です。

最後は小さくまとめましょう。

手のひらに乗るつばめ
古いブローチです。

売られていたのはフランスですが、ある業者さんによると
作りやデザインから 多分イギリスのものだろう とのこと。

こちらはよく保養地、今でいう一種のアミューズメントパークで売られていた
聖母子のメダイつきブローチ。


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お土産に買って帰り、
あなたにもメダイのご利益がありますように!
・・・的な気持ちを込めてプレゼントされたのでしょうか。

お土産と言っても丁寧な仕事だと思います。
つばめさんの顔もかわいい!

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日本のあなたにも メダイの恵みがありますように!
最大幅6センチくらい
★メダイのつばめブローチ ご売約




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こちらはホールマークがあるようですが 小さすぎてよくわかりません。
ヴィクトリアンでもこのデザインのアクセサリーをよく目にします。
確かにイギリスっぽいデザインで 重さもあります。


売り手は「銀」と言っていましたが、真鍮色が見えるので多分シルバープレートでしょう。


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春の宵、三日月を横切るつばめ?
それとも 大きな弧を描いて飛ぶつばめの美しさを表しているのでしょうか。
最大幅4センチくらい
★ライトストーン 三日月とつばめのブローチ ご売約



次回の特集は・・・
予定では13日の金曜日から>

あっという間に4月になって
4月 卯月 卯の花月
卯の花といえば 白

というわけで 白い食器をご紹介します。
どれも古い 白い 素敵!
まるで私!

あ、でも ちょっとお値段は高めです。

あらぁ〜
じゃあ 卯の花じゃなくて高嶺の花ね という方も
ちらっと眺めて行ってくださいね。

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カップが出たら 次はボウルでしょ

はい そうです。

今回 あまり変わったボウルは入手できませんでしたが、
やっぱりかわいい定番のつばめさんをどうぞ。

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どちらもバドンヴィレーですね。


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青いボウルは定番中の定番
素地はうっすらクリーム色
表層の貫入、一箇所上から釉薬のかかったカケがあります。

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ダメージというより もともと素地が欠落していたのでしょうか。
あとはこれといった痛みは見られません。



赤い方は え?
つばめ?

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どこ?

あ〜 (汗)  この辺かな・・と・・・





高台に大きめのカケがあります。


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内側に製造過程でのアタリから生じた釉薬の削げと
片面だけのライン
ホクロのような砂つぶか灰のくっつき、
口周りに僅かな釉はげがあります。

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なんとなく忙しなく飛ぶのは 同じ季節なら雲雀かなと考える店主。
この景色の下に広がる 麦畑が見えるような気がします。




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どちらも口径13.5センチ 高さ7.5〜7.6センチ
★Badonviller 青いつばめのボウル ご売約
★Badonviller 赤い雲雀とつばめのボウル ご売約

今夜は ディゴワン・サルグミンヌの華奢なデミタス


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アンティーク女子なら必ずと言っていいほど好きな「燕+すずらん」柄
転写(トランスファー)です。
おまけにねじりのレリーフまで入ってるし・・・
これも女子の好物。



でも・・・
これ すずらんではないような気がします・・・
う〜ん
スノーフレークとか?

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ま 見た目が可愛ければ良しとしましょう。

(結局 見た目か)


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二つあり、底の状態を見る限りちょっと時代が違うように見えます。
左は「高台」的なものがあります。
バックスタンプもクラシカル・・・
右は表の染まりもごく少なく、底がフラットです。

きっと何度も増産された人気シリーズだったのでしょうね。

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見込みはどちらもそこそこ染まりが出ていますが
嫌な感じではありません。


同柄で 赤もあって、もっとキュートな感じです。
残念ながら今回は入手できませんでした。

季節柄か 絵柄のせいか、ちょっと高めです。
すみません・・・
右が口径6.6センチ 高さ5.9センチ
左が口径6.2センチ 高さ5.7センチ

貫入と染まりがありますが ヒビ・カケはありません。

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★DigoinSarregumines デミタス どちらもご売約

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やっぱりかわいいカップですね。
おなじみのバドンヴィレー ステンシルの燕柄デミタスです。

未使用・デッドストックなのですが
窯出時に入ったヘアラインがあります。

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ぶつかったりして入ったヒビではありませんので
古い陶器に慣れた方なら 気にしないで使えると思います。

一つはハンドルに


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もう一つは口から下へ2〜3センチのラインが入っています。


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どちらも口径7.5センチ 高さ5センチ
二つセットで。



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★Badonviller ステンシルデミタス・セット ヤフオク出品