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昨年の柿に次いで
今回は夏みかんを収穫しました。
とても爽やかに酸っぱいです。

実家の庭に植えられた2本の夏みかんの木は
柿の木同様、
父が元気な頃 毎年、収穫しては送ってくれていました。
そして こちらもこれが多分最後の収穫。

老人ホームにいる父には 2つだけ届けました。
硬い皮を剥く力がないので、一度に沢山は置いておけません。

握った手も 掻いてあげる背中も
逢うたびに小さくなっていくのが寂しいですが、
口は達者でよくしゃべり、皮肉や冗談も健在(笑)。

もうすぐ夏みかんの隣の梅の花が咲きます。

酸っぱいウチの夏みかんですが、マーマレードにすると絶品なんです。
今年はがんばってつくろうと思います。

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こちらは19世紀の創業で
今もリキュール酒で有名なPICONのコンフィチュールポット

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1900年代始めの渋い陶器製のポットです。

貫入がバリ入っていますが、ヒビカケはなくて艶があります。
手のひらマークが面白くて購入・・・
絵柄も大人っぽくて渋め。
飾ってもいいしカトラリー立てにも使えます。
口径8〜8.8センチ(厚みが4ミリほどあります)
高さ13センチ、373g

★PICON 手のひらのコンフィチュールポット ご売約 ありがとうございました。


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こちらは19世紀の円錐型吹きガラスのポット
とても大ぶりですが 歪み・がたつきのほとんどない綺麗なガラスポットです。

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透明度が低く、磨りガラスのようなグレーの色味に見えます。
気泡、製造過程で入った内部の疵、経年でできた小傷があります。

ダメージを感じるヒビやカケはありません。
外側に開いた部分の口径で13センチほど
高台裏の直径 8センチ
高さ13センチ、507gあります。

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★19世紀 大きな吹きガラスのコンフィチュールポット ご売約 ありがとうございました。





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今や「オカルトホラー映画の金字塔」とまで言われる「エクソシスト(The Exorcist)」。
その作者であり 映画製作の脚本なども手がけた
ウィリアム・ピーター・ブラッティ氏が去る12日に亡くなりました。

この作品が製作されたのは1973年
CGなど もちろんなかった頃の作品です。
公開当時は過激な表現(今見れば可愛いもんです)や
幼気(いたいけ)な少女リーガンの口から発せられる
放送禁止スラングが物議をかもしました。

どんな表現もリアルで真に迫っている今のCG画面に慣れている方も
いちどこの44年前の作品をゆっくり鑑賞してみてください。

店主は最高のオカルトホラー作品は1976年の『オーメン』だと思っていますが
この作品も 今、改めて観直しても 上手くできてるなぁ と思います。

イマドキのホラー映画の最大の欠点は
人間関係、登場人物の「下地」の描き方が雑だという事です。
怖がらせるシーンや お金をかけたシーンに時間を使うせいでしょうか。

この作品では丁寧に 登場人物の置かれた立場、心の中が
些細な事でかき乱されていく過程をきちんと描いています。
ごく普通の人間がしっかり描かれているからこそ
異常なものの存在が背後に浮かび上がる怖さを演出しています。

「エクソシスト」が なぜ「怖い」のかは
単純にパワーの強い悪魔・悪霊が具体的な見た目を表すところではなく
誰の心にもできる ふとした空洞めがけて
「邪悪」は潜み込んでくる、というメッセージにぞっとするからなのです・・・。

さて あまりに有名な悪魔払い儀式の鬼気迫るシーンに、
欠かせないのが聖水です。

今夜は悪魔とは真逆のイメージ・・・
真っ白な素焼きの聖水盤をご紹介しましょう。

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こちらはよく見かける貝殻を持つ天使ですが
聖母像のような薔薇の冠をつけた天使です。


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製造時にはいった筋がありますがダメージのない美品。


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大きさもあり ずっしり存在感があります。
H23センチ W12.5センチ
★薔薇冠の天使ベニチエ ご売約 ありがとうございました。


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これは店主も初見でした。
まるで花の妖精のような天使像です。

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羽根、天使の小さな小さな指、お花に欠け落ちがみられます。
また 接着されていたお花がとれたような跡があります。(余り気になりません)

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右下のラインはヒビではありません。アメリ嬢の毛がついちゃいました・・・すみません!

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H21.5センチ W11.5センチ
★花の妖精のような天使ベニチエ ご売約 ありがとうございました。


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店主の幼い頃 関西の「舞台喜劇」といえば吉本ではなく松竹新喜劇でした。

今更ですが トシがわかるなぁ・・・・泣


その中心にいた喜劇役者・故藤山寛美の娘 藤山直美が主人公を演じた作品「団地」(2016年)。


舞台は関西(おそらく大阪)のかなり年月を経た団地です。

(室内の昭和レトロ感が 今の若い人たちには「可愛く」映るかもしれません。なかなか良いです)


最近越してきた 何故かちょっと暗い雰囲気のする 初老の夫婦。

夫は昼間から植物図鑑を手に 裏山へ散歩と称してでかけ、

妻は・・・いまいちテキパキできないんですが・・・スーパーのレジで働いています。


団地という限られた社会空間で 顔なじみの人が集まる。

なんでもない世間話のうちはいいのですが、誰かの噂に焦点が当たると

そこに生じるのは 「集団心理」というやっかいなしろものです。


あの夫婦 どうも変だわ・・・

憶測は尾ひれを付けて 団地の中で泳ぎ回り始めます。

団地というコンパクトな「固まり」は 現代社会全体の縮図です。


夫婦には不慮の事故で亡くした一人息子が居ました。

団地の小さな一室には 今も息子の服や写真がそのまま置かれ

妻は毎朝ホコリを取り掃除をします。

そして夫婦には三代続いた漢方薬店を

夫婦で助け合って誠実に営んでいた過去がありました。


夫は根っからの漢方薬剤師です。

調剤に使う材料や道具は しっかりそのまま団地に持ってきています。

ときどき訪れる スーツ姿の青年

言葉遣いや行動が どうもポンコツなんですが、大切なお客様です。

この青年が とんでもない物語の展開の鍵を握っているのですが

さて・・・・?


空室も多いこの団地の自治会長選びで

自分の人望のなさを団地の人々の陰口から察した夫は、

へそを曲げて 漢方生薬が入れてある床下収納庫に身を潜めます。

「自分は死んだ事にしてくれ」・・・なんでやねん。

しかし ここで夫が体験した

生薬の香りに包まれ、俗世の自我意識が遠のくような気分、

これがある意味 この作品のキモなんです。


漢方薬の香りが生んだSFファンタジーです。

ちょうどいま風邪気味のあなた

葛根湯でものみながら是非ご覧ください。


ラストシーンに ほっこり心も温まりますよ。



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さて アザミという植物も根っこを漢方薬として使います。

主に止血や利尿剤として調剤されるそうです。



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ファンタジーなアザミのお皿

レリーフも愛らしく ロンウィらしい美しいお皿です。

2枚セットです。



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一枚の見込にクトー痕 裏表にそれぞれ表層部のみのラインが見られます。

ヒビではありません。カケもありませんので 夫婦で仲良く食卓で・・・


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直径25.5センチ

★ロンウィ窯 アザミとレリーフのディナープレート(2枚セット)ご売約 ありがとうございました。



ファンタジーなイチゴ
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しっかり歩いていこうね

今年もよろしくお願いします。

2017.1.1

出演:アメリ嬢(ペンギンのようにも見えますが??ボストンテリアです)