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<   2015年 03月 ( 14 )   > この月の画像一覧

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今回のツバメ特集も 切りよく年度末にて終了です。

最後にご紹介するのは 春はやっぱりバルボティーヌでしょ、と
店主が勝手に決めて 華やかな南仏のお皿に描かれたツバメさんです。

これぞ 春!と言わんばかりの明るいシアンブルーの空に
のびのびと飛ぶツバメたち。

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メインの黒い2羽の向こう側のレリーフが 店主のツボでした。
春の雲の間を 命を謳歌するように飛ぶツバメたち。

小さなお皿の中に ぎゅっと幸福感がつまっていますね。

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全体に貫入はありますがダメージはありません。
裏の3点は 窯傷です。強度にも問題はありません。
直径19.7センチ パンかデザート用のお皿です。

★バルボティーヌ 春の空に飛び交うツバメのお皿 ご売約
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3月は去る の言葉通りに過ぎ去ろうとしている早春3月。
あんなに寒かったのに あっという間に木々が芽吹き 桜が咲き
気づけば蟻さんがせっせと行列しています。

こどもの頃 従姉妹たちと暗くなるまで遊んだ春の日々が思い出されます。
たぶん 今よりずっと澄んだ空には こんなふうにツバメも飛び交っていたに違いありません。
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このグラス、グラスというより フラワーベースですね。
1900年代はじめの吹きガラスにエナメル着彩。
裏を見ると 母の日の贈り物だったようです。

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このグラスに スズランをいっぱい生けたら
もう想像するだけで うっとりしてしまいますねぇ・・・・
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一カ所 貝殻状のカケがあります。
経年による 曇り汚れ、5ミリくらいの傷(もともとのラインかも知れません)が見られます。
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ご使用には差し支えありませんので
思いのままに あなただけの「春爛漫」を生けてください。

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★ママンの為のツバメ・フラワーベース ご売約
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つい3年前までそんなに高くなかったのに
と ぼやきしきりの店主ですが
でも壁にこうやってツバメを飛ばせると
わくわくするのはなぜでしょうね・・・

陶器のツバメ
お父さんのサイズで L15センチ  W18センチくらい。
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お父さんは黒、お母さんはピンクがほんのり入って
子ツバメは背中がちょっと黄色い・・・
まだ眠そう?
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少々メタボ体型ですが温かみのあるツバメさん一家。

★陶器のツバメオーナメント3羽セット ご売約

こちらは珍しいエタンのツバメさん一家。
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少し小振りで お父さんが L11センチ  W13センチくらい。
けっこう緻密なレリーフです。

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★フランスのエタン製ツバメオーナメント(完品)3羽セット ご売約
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ツバメのボウルの定番ですね。
バドンビレーのボショワール・転写による「雲と燕」
長い年月、愛され生産されたので
かたちやサイズがいろいろあります。

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こちらのふたつの間にも30年くらいの「トシの差」があるようです。

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赤い方が窯印から1930-50年頃
赤の釉薬の微妙な柔らかさにも年代を感じます。
口径12センチ 高さ7センチ やや小振りサイズ。


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青い方は比較的新しく1960-70年頃のものと思われます。
釉薬の色もツバメの輪郭もくっきりしています。
口径14.2センチ 高さ8.5センチ 使うにも飾るにも適当なサイズです。

ふたつともヒビはありませんが
釉はげや窯傷 新旧のカケがあります。
赤い方は古さゆえの削げ 染まりもみられます。

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でもこうやって並べると
なんだかおひなさまを飾った時のように「いいなぁ 春だなぁ・・・」と感じます。

★バドンビレー 雲と燕のカフェオレボウル 青:ご売約
★バドンビレー 雲と燕のカフェオレボウル 赤:ご売約
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ちょっと渋めで それでも瑞々しい春を感じるツバメ柄。

ロンウィ窯の ジャポニズムなツバメ
大きめのラヴィエと ぽってり厚みのあるパン皿
どちらも使い勝手の良いサイズです。
(ラヴィエ:26.5×14.5センチ パン皿:直径21.5センチ)

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ラヴィエのふちに古い小さなチップと 高台にカケが一カ所。
使用には差し支えのない程度だと判断しています。
どちらもガラス質部分に貫入が入っています。

★ロンウィ ジャポニズムなツバメのお皿セット ご売約

直線的なかたちがミッドセンチュリー風のポットは
クレイユモントロー1890〜1920年ごろの窯印
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高さ21.5センチ 口径は9センチ
全体にビリジャンで鳥やお花が転写されています。
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鳥がツバメかどうか 微妙なところですが
中には卵のある巣も描かれてあって、生き生きとした春の芽吹きを感じます。
黄色っぽい色付きと 生地が縒れたようなライン(釉薬の下)
中に染まりの出た貫入がありますが ものすごく良いコンディションです。
★クレイユモントロー 春の歌のポット ご売約
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昨夜は大きなタイルでしたので
今夜は小さなツバメさんです。

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黒いナポレオン3世スタイルのブローチ
あまり古くはありませんが丁寧な細工のチャーム
どちらも3.5〜4センチほどで ほぼ同じ造形のツバメです。

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お皿は直径23.5センチ

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GIAN窯1900年前後の古い物です。
若干の染まりや釉付きがありますが ヒビカケはありません。

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オマケにかわいい青い鳥の精のクロモをつけました。

ブローチとお守り、青い鳥で この春も幸せが届きますように。

★ツバメさんいろいろセット ご売約
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年々減っていることが心配なツバメさんですが
先日(静岡) ツバメの初見日が観測されました。

元気な子ツバメが たくさん巣立つといいなぁ

という訳で 今年も懲りずにツバメさん特集です。
少しですが 可愛い姿に 春気分を楽しんでみてくださいね。

今夜はロンウィの大きなタイル。
これ 見覚えがおありでしょう?

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実は回りに重い 見事なレリーフを施した「額」がついていました。
でも その額、虫がつきやすかったり かけやすかったり
なかなか扱いが難しく、物は試しで外してみました。
昔の物なので 接着剤は「膠」です。
お湯につけると綺麗にはずれました。

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窯印もしっかり入っています▲
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ずばり「ツバメ」と命名された「作品」なんですね。▲
少々釉付き、古いカケが上部にふたつあります。
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タイルだけでも20.8×20.8センチあり、鍋敷きにもぴったり。
でもこんなにすてきな絵柄、春のうちは飾ってみてもいいですね。
★1930年前後 ロンウィ窯 ツバメのタイル ご売約
さて 先日のチューリップの絵柄で思い出したのは
アンデルセンの「おやゆび姫」のおはなし。

たしか おやゆび姫はチューリップから生まれたんですね。

で、ホームセンターで見つけた「おやゆび姫」は
背丈の低い こんな可愛いチューリップでした。
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今週はまた「寒の戻り」で凍える寒さになりそうですが
テーブルの上は、おやゆび姫のいる南の国にしてみませんか?
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チャイコフスキーの「花のワルツ」でも聞こえてきそうな
K.Gリュネビルのチューリップ型のデミタスC&Sです。
カップ:口径6センチ 高さ6.5センチ
ソーサーの直径:13.5センチ
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実物の色は写真よりも落ち着いた薄いえんじ色です。
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カップのお尻に削げ、貫入、釉はげが少しありますがグッドコンディション。

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★チューリップそのまんまのソーサー付きデミタス(2つセット) ご売約
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日本製ミュージカル「舞妓はレディ」をご覧になりましたか?

上白石萌音ちゃん(本当に可愛い!)演じる舞妓さん志望の少女の頑張りストーリーです。
ベースはもちろんミュージカル「マイフェアレディ」。
キャラクターや大道具にも「マイフェアレデイ」へのオマージュをちりばめ
「間の取り方」が抜群な関西人が脇をかためます。
京都の四季の彩り、京ことばのリズム感。
眼にも耳にも楽しい作品です。

京都の花街言葉がそのまま「京都弁」と解釈されても少々困りますが
「どない」「あない」「そない」「こない」はとても懐かしくて口元も緩みました。
どない は どう   (例)○○ちゃん どないしたん?
あない は あんな  (例)あないな事言われて ほんま 傷ついたわ
そない は そんな  (例)まあまあ そない泣かんでも・・・
こない は こんな  (例)こないな相談できるん(できるのは) あんただけや。
・・てな感じです。

春先 なんだか憂鬱になるという方
ぜひご覧になって いっしょに歌ってみましょう^^
もうすぐ 春
綺麗に桜も咲きますえ♪

さて お茶屋さんからお座敷に
舞妓や芸妓を呼んで芸を披露させたり、
酒席でのサービスを頼むことを「花をつける」と言います。
昔からこの金額 とても高価で、
今なら一人呼べば4〜5万円くらいだそうですよ。

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こちらの「お花」はそんなに高くありません。
舞妓さんの帯を連想するような図柄はロンシャン窯のもの。
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シックな青灰色の花にエイゾチックなパターンの帯。
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直径20.7センチ デザート皿かパン皿に。
★ロンシャン 花と帯のお皿 ご売約


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こちらはあでやかなチューリップとアネモネでしょうか。
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トランスファに手描きで彩色されていて 飾り用に作られたらしく
後ろに紐通しの穴がついています。直径20センチ。
サルグミンヌ窯1910〜30年くらい
全体に貫入が綺麗に入っています。
ふちに金彩が施され装飾性の高いお皿です。

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裏にラインがありますがおもてには響いていません。
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★サルグミンヌ 多色春の飾り皿  ご売約


こちらは同じ柄なのですが彩色されていない単色です。

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大きさは同じ 直径20センチのパン皿
微妙に小さなお花の向きが違っています。

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デッドストック品で非常に良いコンディションです。
★サルグミンヌ 単色春のパン皿 2枚セット ご売約
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春休みで混み合うシネコンへ
「イミテーション・ゲーム」を観に行ってきました。

第二次世界大戦時、A.ヒットラー率いるドイツ軍が終戦まで使用した暗号機・エニグマ。
この機械はアルトゥール・シェルビウスというドイツの発明家によって作られ、
1920年前後に「商品」として販売され始めました。
組み合わせの可能性が天文学的数値になること、
毎日毎日、その解読のための「キー」が変更されることから
「解読は不可能」とまで言われました。
この暗号の解析に成功したイギリスの数学者アラン・チューリングが主人公です。

映画はチューリングの晩年、エニグマ解析時期、初めて人を愛した少年時代
この三つの舞台を行き来して展開します。
はじめの部分こそ19××年 という字幕が出ますが、途中からは出なくなります。
出してもらわなくても、観客はすっかり承知できているからです。
この作品にはそれほどスピーディーに見る者の関心と集中力を掴む力があります。

「学者のお話?うーーん ちょっと眠くならない?」なんて思ってるそこのあなた!
その予想は見事に裏切られ、ヒックリ返され
見終わったときには、胸が痛くなるほどの重厚な感動の余韻が残るでしょう。

目下人気絶頂のベネディクト・カンバーバッチの演技は言わずもがなですが
チューリングの少年時代を演じた少年の演技力にも注目です。

映画は晩年、彼が作った「マシン」の黒いシルエットで終わります。
マシンには彼の初恋の人の名前がつけられています。
それは、彼の死後、やがて世界に登場するコンピュータの姿そのものなのです。

もし もし生きた時代が違っていたら・・・
誰もがそう思うに違いありません。
そして「本当は機械よりも ひとに愛されたかった」という作品紹介のコピーが
彼のたった40余年の孤独な生涯を簡潔に語っています。

さて
昨今は文字もすっかりデジタル化さつつありますが
チューリングが生きた時代はペンと鉛筆の時代。
シャープペンシルはイギリス発祥ですから
ひょっとしたら彼もこういった「替芯」のショーケースを眺めたことがあったかも知れません。
1900年前後のものらしい、替芯のショーケースボックスです。
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MordanやPerry社製に対応してます、という説明があります。
特にこのMordan社は19世紀はじめからポケットペンシル、エバーポイントペンシル(シャープペンシルの原型)で有名だったようです。
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重厚なオーク製で、ガラスも無傷です。
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中は両脇が二段になっています。
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24.5×20.5センチ 高さ5.2センチ 823グラムもあります。
高くて申し訳ないのですが、もうこんなケースにはなかなか出逢えそうにありません。
★120年前のショーケース(イギリス) ご売約