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亡くなった実母は、40代から髪が白くなってきましたが
もともとアレルギー体質だったので毛染めも一切しませんでした。

50代になってほぼ白髪になると
母は「これで明るい色の服が着られる」と言って
今の季節には よくパステルカラーのセーターを着ていました。

母のやさしい表情と白い髪に
本当に似合っていた ふんわり春色のセーターが今も眼に浮かびます。

「光の春」といいますが
光は色を届けます。

冷たい空気の中にも こんな春の空の色を見つけにいきましょう。
今夜は店主が大好きな「青」のボウルです。

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おなじみの燕柄はバドンビレー、あと二つはマーストリヒト・ペトルス・レゴー窯です。

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★ペトルス・レゴー マリンブルーの「お茶会」
口径8.5センチ 高さ5.6センチ おそらくデッドストック品
ご売約

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★ペトルス・レゴー ブルー・べべの「ドミノ」
口径8.2センチ 高さ5.3センチ 貫入と窯傷少し
とてもレアな柄なので・・・高くてすみません。
ご売約

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★バドンビレー ブルー・ジタンの「雲と燕」
口径13センチ 高さ6.7センチ 高台の裏に薄く削げたようなカケ
よく見ないとわかりませんが内側に4センチの細いライン 表側に1.5センチほど響いています。
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僅かなクトー痕はありますがあまり使用感のないきれいなボウルです。
なんだかんだで人気の柄なので・・・こちらも高くてすみません。
ご売約

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お住まいの地域、雪や暴風の被害は出ていないでしょうか。
寒暖の差と 例年にない冷え込みのせいか
店主もここ数日、朝晩の頭痛と腕のしびれに悩まされております。

がっ
味わい深い古物の事を考えたり
眺めたり 時々は調べたりすると
痛みを忘れられます。
幸せなことです・・・♪



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早くあったかい春の景色を眺めて
また別の幸せに浸りたいですね。

というわけで
ボウルのなかの のどかな田園風景をお届けします。

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どちらもベルギーのもので、小ぶりですが
どちらもものすごく状態の良いボウルです。
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深いカフェ色の「アルプス」は窯印は入っていませんがボッホ窯
テール・キュイットというテラコッタの色で光沢があるのは
王冠マークのNIMY窯です。

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★BOCH BFK「アルプス」口径11.1センチ 高さ7センチ
★NIMY「乳搾り」あるいは「田園風景」 口径9.2センチ 高さ5.5センチ
ふたつセット:ご売約
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春になれば虫も 鳥も そして人間も
外に出かけたくなります。

うちの中の鉢植えも 暖かい日にはテラスに出して日光浴・・・
させたいですねぇ〜〜〜

うう さぶい・・・・っ

・・・ので、ボウルだけは赤いテラス柄と薔薇の花。
すみません 今年も強引です。
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どちらもグッドコンディションで 内側は未使用のようにきれいです。
二つセットでどうぞ。
すぐにでも実用したい方におすすめです。

★ディゴアン・サルグミンヌ モロッコ「テラス」ボウル
口径15センチ 高さ8.5センチ
★ディゴアン・サルグミンヌ 「CIBON」シリーズのボウル
口径13.5センチ 高さ7.2センチ
ご売約
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外ではごぉごぉと凍てつく西風が吹きまくっています。

日足は少しずつ春へ続く長い坂道をのぼり初めましたが

まだしばらくはマフラーや湯たんぽを手放せません。

そこで眼だけは「春」を楽しんでいただこうと、
昨年に続いて小特集。


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今夜は緑のボウル。
KGリュネビルのステンシル
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1900年前後の窯印が入っていますので100年を経たアンティークです。

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ものすごく古いカケがあります。
良く見ると表側・少年の足下に横に走るラインがありますが
指には引っかからず、釉薬の下のラインのようです。
染まりと高台の削げも年月の重さを映しています。
口径13.5センチ 高さ8センチ
★KGリュネビル「収穫の季(とき)」ステンシルボウル ご売約

友情出演オリーブのシュクレポット
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1995年アメリカ映画「黙秘」(原題:Dolores Claiborne)は、
スティーヴン・キング原作の小説を映画化した作品です。
キング作品では「ショーシャンクの空に」と並んで、店主がもっとも好きな作品。
もう20年も前の映画ですが、間違いなく秀作です。
未見の方は是非 ぜひ ご覧ください。


舞台はアメリカ、メイン州の片田舎。フェリーで渡る小さな島。
体の自由も利かなくなった富豪の老未亡人ヴェラの死をめぐって、
長年ヴェラに仕えてきた家政婦のドロレス(キャシー・ベイツ)に殺人容疑がかかります。
無実を主張しつつも、ドロレスは何もしゃべりません。
状況を知って何年も都会で離れて暮らす一人娘のセリーナが帰ってきました。
実はこの20年前、この島ではある「事故」が起こりました。
そう 当時は(一人の執念深い刑事以外には)事故だと思われた忌まわしい出来事・・・。
皆既日食の僅かな「闇」の間に起きたその出来事を知るとき
ドロレスの「黙秘」のなかの真実に、初めて「光」が当たり始めるのでした。

娘のセリーナが、もともとあった母との確執もあって
一度は仕事に戻ろうとします。
そして乗船したフェリーの中、
彼女は徐々に「過去」と向き合うのですが
洗面所で鏡を見るシーンがどきっとします。
ホラーより、心理描写のリアリティがキングらしい描写で表現されていて
店主は本当に怖かったです・・・。

今夜は寡黙ななかに強い意志と愛情を持ったドロレスと
ハイソサエティーの華やかさと美しさの中に
強固な自我を貫いたヴェラのイメージを2枚のお皿でご覧ください。
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映画のキーワード 皆既日食 を意識して?
陽の光で陰影をつけてみました。

☆ドロレスのお皿
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北フランスかブルゴーニュ・ヌヴェールあたりの窯のものでしょうか。
窯の中で落ちた灰の砂の成分が残って 全体の景色になっています。
物静かな紫色の花
ふちに一カ所 アタリから生じた浅いカケ。
裏に製造時に釉薬が剥がれた箇所(窯の中で金具が支えていた部分)があります。
ずっしり重くて質素なお皿なのに、強い印象を残します。
直径21センチ 深さ2.5センチ
☆ご売約

☆ヴェラのお皿
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ジョワジー・ル・ロア 古い手です。
たぶん このお皿と同時期のものでしょう。
バラとミモザのようにも見えます。
名もない野の花のようにも見えます。
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うっすら染まりがあり、厚みの部分に接触でできた変色・削げ・アタリがあります。
裏にごく細いラインがあります。(ヒビではありません)
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こちらも古さは感じられても
不快なアクシデントダメージがありませんので
古くてよいコンディションを好む方にはおすすめです。
直径20センチ 深さ2センチ
ご売約
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さて新春恒例???
古物の中の「青い色」
今回は 定番で閉める事にします。

おなじみ クレイユ・モントロー
19世紀のレリーフ皿・ブルーラインです。
このラインの色はフランス語でサフィール つまりサファイアブルー。
空の色や瞳の色の形容によく使われるそうです。

でも日本人が「今日の空はサフィール色ね」なんて言っても
座が白けるだけなのでやめましょう。

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ラインの太さと厚み・重さが違いますが
製造時代はほぼ同時期だと思います。
直径はどちらも19.7〜8センチくらい。
どちらも全体に青みがかった釉薬とレリーフが美しいです。

両ラインが太く 厚いほうがA 
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253グラム
裏ですが古いカケが二カ所、窯傷があります。
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ヒビ・ラインはありません。
★ご売約


うちがわのラインが細い方がB
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232グラム
ふちに削げ、窯傷があります。カケやヒビ・ラインはありません。
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★ご売約

色の名前と由来を調べるのが大好きです。
青 と言ってもいくつもの青があって
昔の人がちゃんと見分けてそれぞれに素敵な名前を与え
何百年も引き継がれていることに とても感動します。
これまで感心のなかった方も
ネットや書籍で ちょっと色の名前の事を調べてみたらいかがでしょうか。

さて月末から2月は
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このボウル一つで
上の大きなメダイヨンと同じくらいの存在感があるように感じてしまいます。
深いブルー・ギメにネーフル(西洋花梨)ブラウン、
林檎でしょうか 花の浮き出しはつるっとしたミルク色。
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19世紀後半(1850年〜1890年頃)のサルグミンヌ窯
ほぼ未使用 完品。
ボウルの口径15センチ 高さ10.5センチ 蓋の直径は16センチ 蓋付きで907グラムもあります。
★19世紀ブルー・ギメとネーフルブラウンのスープボウル ご売約

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昨夜のファイアンス製造時に偶然に発色する青と違い、
科学者が人工的に生み出した青が
「ウルトラマリン」とも言われるこの青色です。
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フランス語では発明者ギメの名前を取って
「ブルー・ギメ(ギメの青」)なんておされな名前がついています。
人口の色だとは言っても
吸い込まれるような
惹き付けられる深い青ですね。

こちらの大きめカフェオレボウル、
ブルー・ギメの色もさることながら
非常に華やかなモロッコ柄にも惹き付けられます。

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アクシデントによるカケがあるのですが
それでもこの美しさには勝てませんでした。

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口径14センチ 高さ10.5センチ 
サルグミンヌ窯

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★ブルー・ギメの植物モチーフ・モロッコボウル ご売約
☆うしろの同柄の蓋付きブイヨンボウル 14,000円
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昨夜の「ブルー・ファイアンス」の青で
古い軟質陶器(あるいは半陶半磁器)ファンが魅了されるのは
釉だまりの このブルー。
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無傷の白い食器が好きな日本人ですが
店主はカケがあろうと ヒビがあろうと
好きで使えれば毎日使っています。
(フランスの古物商もカケで値引きはしないのだそうで・・・)
クレイユ・モントローのブイヨンボウルで、重厚な蓋がついているのですが・・・

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ありゃ 残念なカケが・・・

ボウル自体にも一本古いヒビが走っています。
埋まった感じなので、破損に至るような危うさはありません。
当初はもっと白かったのでしょうが
今は程よく落ち着いたエクリュ色。
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でも この風情
やっぱり素敵・・・→

120余年の年月の大きさを このカケが「景色」の一つに変えてるとご解釈くださる方へのおすすめ品でございます。
ちょっと高いけど・・・
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★クレイユ・モントロー <1876年までの製作>一人用ブイヨンボウル 
口径12センチ 耳から耳15センチ 蓋込みで高さ13センチ 467グラムあります。 ご売約

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ふと 去年の今頃の記事を見返していると
自分の大好きな色「青」のことを書いていました。
てなわけで、今年も「青」でいきましょう。

このちょっとスモーキーなブルーファイアンス(錫釉色絵の軟質陶器に由来する青)と
簡素にして巧み・・・なミルク色のアールデコなレリーフ。
イマドキの食器には ちょっとないです。
一目惚れでした。

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一枚にホクロのような窯傷とその周辺に丸く広がった染まり
ブルーの濃さが微妙に違います。
ヒビカケはありません。
このお皿に
イチゴを使った春色のスイーツなどのせれば
食卓の上だけ春景色や〜〜(彦摩呂風に)
直径23.5センチ

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★ムーロン・デ・ルー 天空の花のお皿(2枚セット)ご売約(K.M様)