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<   2014年 01月 ( 14 )   > この月の画像一覧

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「雲の中で散歩」は1995年 キアヌ・リーブス主演作品です。
舞台はメキシコの古い葡萄園で、
高地にひろがる葡萄園は 朝霧に包まれると、まるで雲の中にあるように見えます。

時代背景は第二次世界大戦直後。
戦地に赴く前にあわてて結婚した新妻にみごとに浮気をされた主人公と、
この葡萄園の娘とのロマンスが軸になっています。
ちょっとした人助けだけの筈が 主人公の心にはいつしか本当の愛情が芽生える、という
まあ セオリー通りのラブロマンスではありますが、
見ていると知らず口元がほころんでしまう、優しくてセピア調の画面も美しい映画です。

遅霜から葡萄を守るため、葡萄園にずらりと火を焚き、
その暖気を撹拌させるために大きな団扇のような「羽根」を両手につけて
全員が蝶のように動かすシーンがとても印象的です。
(1942年の同名のイタリア映画を元にしているそうです。)

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この葡萄のボウルは ちょうどこの作品の時代の頃(1940年代)に作られました。
刻印がかすれていますが、ディーラーさんのお話では おそらくSt.Amand窯のもの。
(上下のグラデーションがちょうど雲のようで、この作品を思い出しました。)

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口径12センチ 高さ7センチと小さめで、あまり見かけないボウルです。
高台にライン(ヒビではなく生地に入っていたラインに沿って着色した感じです)、
古いカケ、内側にも生地の縒れ、焼いた時にできた窯傷等あります。
でも なんとなくそれも素朴なステンシル柄と馴染んで落ちついた雰囲気になっています。
水漏れもありません。★sold
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ご存知ですか?
「つきが とっても あおいから〜〜遠回りして かぁ〜えろう♪」

いつか見た日本映画「夕凪の街・桜の国」のワンシーンで聴きました。

瀬戸の夕凪 広島の昭和20年8月6日から 現代へそっと届けられた
切ないメッセージです。
でも そのメッセージには未来に渡さなければならない 強い力が秘められています。
桜の国に生きて行く日本人なら
いいえ 世界中のどんな人にも手渡すべき強い力を秘めたメッセージです。

あくまでも個人の意見ですが
この作品を「原爆は戦争を終わらせるために必要だった」と
「正義」をすら ちらつかせるアメリカ人に ぜひ観てほしいと思います。

さて 青い月の話に戻りましょう。

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春になれば、防寒具なしで月や星を楽しむ機会も増えます。
「モロッコ柄」と言われるパターンには イスラム的な連続模様や
天文学が盛んだった土地柄からか 月や星が多く登場します。
このボウルは小さくて パターンもシンプルですが
色はラピスラズリ色で 店主のお気に入りです。
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うちがわに窯傷の小さなチップ 二つのカケ
ガラス質部分にライン(ヒビではありません)が見られます。
高台の擦れやクトー痕がないので未使用ではないかと思います。

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口径11センチ 高さ7.4センチと 小さめですが高いんです・・・。
★DIGOIN 小さなモロッコ柄ボウル sold
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週末二日間のイベント参加
無事(酸欠で倒れる事もなく)楽しんで参りました!
羞恥心などかなぐり捨ててマイクの前に立てば
もう 怖いモノなしのオバさんでございます。

メンバーで私よりさらにご年配のご婦人は、
こういったイベントが終わってみんなでご飯を食べるとき
まるで少女のように頬がピンク色!
大げさでなく 軽く20歳は若返って見えます!

下をむいていては声が通りませんから
胸を張って 歌います。
「元気」は音楽好き。
歌えばきっと良い事がありますよ〜〜〜♪

さてさて
寒い日が続きますが 早くあったかくなれ〜〜!との願いを込めて
春の香りがしてきそうなカフェオレボウルをいくつかご紹介していきましょう。

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今夜はステンシルの愛らしいお花のボウルです。
ディゴワンの大きめボウルは直径15.2センチ高さ9センチ。
口部分に染まり ちいさなチップがありますが
これは釉がかかっているようにも見え殆ど気にならないと思います。
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★DIGOIN みどりの花のボウル sold

ちいさな二つのお揃いボウルはボッホ窯(ベルギー)のもので
たぶんベルフラワーのようなお花をモチーフにしているのでしょう。
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窯印が手書き風のボウル(向かって右:A)は内側にいくつか染まり ニュウ 窯傷 高台に摩れがあります。
カケやヒビは入っていません。(口径10.4センチ 高さ6.5センチ)
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もうひとつのほう(左のボウル:B)は内側は窯傷ていどできれいです。
口部分に染まり 高台に摩れ・黒ずみが見られます。
カケやヒビは入っていません。(口径10.5センチ 高さ6.6センチ)
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★ボッホの緑のベルフラワー(小さなボウル) どちらもsold
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冬ってこんなに寒かったんだなぁ と
今更の 間の抜けた感想を漏らす店主であります。

昨夜見た映画は「もうひとりのシェイクスピア」
時代は当然エリザベス1世の頃です。
なかなか面白い作品で「アマデウス」とかぶる部分が 店主には特に興味深かったです。

衣裳では
当時の王侯貴族や富有市民の間で流行った
あのシャンプーハットみたいな衿に見とれてしまいましたが
あれは襞衿(ひだえり)というのだそうです。
本来は汚れ避けのための変え衿だったのが
洗濯のりの発明と一般化で どんどん大げさになっていったようです。

現在 犬や猫がケガをした時 傷口をなめないように付けられる
「エリザベスカラー」に自分の名前が使われるなんて
エリザベス1世は夢にも思わなかったでしょうね。

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さて
週末のイベント(例によって下手なゴスペルで参加)終了しましたら
ボウルをいくつか更新しますのでお楽しみに・・・。

★私物のボウルもおゆずりしますので 更新後にお問合せくださいね♪

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1981年「黄昏」は「結婚」にまつわる映画とは言えないかも知れませんが
結婚した後、夫婦で歩む長い人生を考えるとき、絶対外す事のできない作品です。
キャサリン・ヘプバーンは4度目のアカデミー受賞でしたが、ヘンリー・フォンダは初の受賞。
しかし授賞式には病気で出席できず、その5ヵ月後に帰らぬ人になりました。


美しい湖「金色の湖」のほとり 老夫婦と孫の少年とのひと夏の交流が淡々と描かれます。

人生の「黄昏」を感じる夫婦の何気ないやり取りと会話
これといって大きな出来事が起きる訳でもなく
老夫婦と孫のふれあいは実に微笑ましいのに
ラストで涙が溢れるのはなぜでしょうか。

妻は老いた夫に微笑みながら語りかけます。
「ねえ 聞いて ちょうだい。
 あなたは私にとって 今でも輝ける騎士よ 。
馬の上で あなたにしっかりつかまるわね。
一緒にどこまでも 行きましょう…」

不器用な夫はそれに対して、相変わらずの毒舌です。
「馬は嫌いなんだ 。

ずいぶん年をとった姫だな 。
しかしなんでお前はいつまでも こんな老いぼれと暮らすんだ?」

すると妻はもっと微笑んで言います。
「さあ 
 なぜなのかしらね」

結婚して添い遂げる とはこういうことなんだな・・・としみじみと感じる名作です。

実生活でも亡くなった実母の事で確執があった娘ジェーンとヘンリー・フォンダとのやりとりも印象的です。

人生の黄昏どきを 夫婦で手を取り合って迎える事ができれば
それはたぶんこんなふうに渋い黄金色に輝いているに違いありません。
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1930年頃のゴールドのフレーム
アールヌーボーの植物柄が美しく 何を入れても「絵になる」フレームです。
できれば大切な思い出を縁取りたいですね。

若干 漆喰のヒビがありますが割れや欠損はありません。ガラス、金具も無傷です。
裏は厚紙を小さなクギで止めてあります。当時一般的だった方法です。
※ガラスは古いゆらゆらガラスですが技術が未熟できれいにカットされていません。
差し替え時には十分ご注意ください!


★古いゴールドフレーム sold

冬のブライダル特集 いかがでしたか?
最後に店主の大好きなサン・テグジュペリの言葉をご紹介して
今回の特集を閉じたいと思います。

愛する
それはお互いに見つめ合うことではなく
いっしょに同じ方向を見つめることである


愛する を 結婚生活 に置き換えてみてくださいね。
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最初に「ギリシャ式の」結婚をテーマにした映画をご紹介しましたが
「イタリア式の結婚」という原題がついている作品は
1964年 イタリア映画「ああ 結婚」です。
監督はヴィットリオ・デ・シーカ、主演はソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニという鉄板コンビです。

ヒロインを演じるS・ローレンは今でこそ大御所大女優さんですが、
非常に貧しい少女時代、仕事に恵まれない辛い新人時代を体験してきた人です。
この作品では初々しい10代の女性が中年になっていく過程を見事に演じています。
彼女は1960年「ふたりの女」でアカデミー主演女優賞を受賞しています。
(このときのオスカー像を紛失し 60ドルで作り直した話はつとに有名)

結婚は男女の恋から始まるけれど
結局は人間としての「愛」に勝るものはない
というメッセージを感じる人情味に溢れた作品。
母は「風と共に去りぬ」同様 この作品も大のお気に入りで、
「面白いわよ~ あなたも結婚して20年くらい経ったら見ると良いわ」
と笑いながら言っていました。

・・・あ、結婚後20年を経ていなくても 未見の方はぜひご覧くださいね(笑)

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S・ローレンがブーケトスをしたら 5〜6メートル飛びそうですが
こちらのブライダルブーケは小さく 控えめな印象。

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ラベルがついたままで 未使用品のようです。
リボンはさすがに痛んでいますがレースがきれいに残っています。

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ちょうどいい高さのガラスドームがないので レプリカ品に入れてみましたが
なかなか春めいた愛らしさです。
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金彩の花瓶はナポレオン3世時代のグローブマリアージュについていたもので、とても古い物です。
★デッドストックのブーケ sold
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おまけ
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「イン ハー シューズ」は2004年アメリカ作品。
美人で抜群のスタイルの良さと若さだけが生活の手段 という妹
真面目に勉強し 弁護士として働く姉

でも かといって妹は空っぽで 姉はパーフェクト なんてこともないのです。
姉の婚約者を結果的に「寝取って」しまい、姉から追い出された妹は
これまで目をそらせてきた自分と 初めて向き合う努力を始めます。
一方 やっかいな妹がいなくなったのに 何故か空っぽな気持ちになる姉。
彼女もまた 妹のダメっぷりを口実に閉じ込めてきた本当の自分と向き合うのでした。 

トニ・コレット(「シックス・センス」(お母さん役)でも演技が光っていました)と
S・マクレーンの演技力が作品に厚みを持たせています。
キャメロン・ディアスも好演。(この人はほんとにいい人なんだろうなぁ・・)

姉の結婚式で 難読症だった妹が朗読する E.E.カミングの詩
”I Carry Your Heart With Me” です。

誰も知らない、底深い秘密。
起源の中の起源。
未来の中の未来。
大空に育ちゆく 人生という木。
それは希望や恐れより高く育つ。
空に星が散る神秘に似て。
あなたの心に、この心を重ねて。

“あなたの心に、この心を重ねて” 
In Her Shoes は 私があなただったら・・と、ひとの身になって思いを寄せること。

結婚に限らず 友人 親子 職場・・・
どんな人間関係でも 基本ですね。

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チュールレースを可愛く使ったティアラ&コサージュのセット。
お花はリネンにワックスか何かをコーティングして固い造花にしてあります。

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こちらも使用後 購入した箱に保存されていたもので、手編みのヘアバンドも入っています。
(箱の隅に細い鬼ピンがひとつ残っていました)

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箱は白無地 販売用のラベルが1枚貼られていました。
★箱入りチュールレースのティアラセット sold

今朝の
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1999年の「カーラの結婚宣言」は店主が大好きなふたり
ジュリエット・ルイス と ジョバンニ・リビシが出演している佳作です。
軽度の知能障害がある末娘の行く末を案じ、せいいっぱいの愛情を注ぐ母親と
一途に自分の可能性を探りながら 1人の女性としての幸せをつかもうと頑張る娘。

ハンディキャップのある人生 といえば 日本ではとかく暗くなりがちですが
この作品はまるで 手づくりの綺麗な甘いケーキの箱を覗き見るような感覚を覚えます。
「きれいごと」と眉をひそめる方ももちろんいると思います。

でも知的障害という 普通ではない(と他人に思われる)人生と結婚を
なぜ 明るいものではない、大変なんだ と決めつけるのでしょうか。
小さな可能性でも、回りが少しずつ守ってあげれば
それは決して不可能という結果には至らない筈です。

最近は汚れ役の演技評価も高い J.ルイスが 本当にカワイイ!ですよ。
ぜひご覧ください。

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カワイイ と言えば 店主だって結婚式の日に叔父が撮ってくれた写真を見れば
まーーカワイイ! んですよ(笑)
でも あの日からウン十うん年が経ち、
色褪せ 枯れた風情も日に日に増して参りました。

そんな店主を彷彿とさせる(??)昔むかしの花嫁のティアラと花婿のコサージュ。
渋さをまとったワックスフラワーや
少しちぎれたチュールレース
フェイクパールさえもが なんだか魅力的に見えます・・・。

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いにしえの花嫁・花婿を飾ったマリアージュのセットです。
使用されたあと、購入時の箱に仕舞われていたようで、
箱に固定するためのパーツはなくなっています。

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どんな花嫁さんがこのティアラを髪に飾ったんでしょうね・・・

箱のサイズは30.5×23センチ 高さ6.5センチ
ティアラの幅18センチくらい
かなり古いものなので、花びらが落ちたり 褪色が見られます。
★箱入りマリアージュセット sold
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お寒うございます。
アメリカのことを思えば まだまだ暖かいと、元気を出しましょう(?)。

しかし
思い起こせば 店主が牧師さんの前でコケそうになった結婚式の日も
2月の末の寒い日でした。

ということで
寒さに負けない!真冬のウェディング特集なのです。

「マイ・ビッグ・ファット(原題ではここにグリーク つまりギリシャ が入ります)ウェディング」
は、低予算 殆ど無名のヒロイン 少ない公開劇場数 ではじまり
記録的なヒットとなった作品です。(2003年制作 日本公開2004年)
ヒロインを演じる女性の自伝的ストーリー というのがヒットの大きな要因だったかもしれません。

冴えない「行き遅れ」のギリシャ系家庭の娘が
ふとした「王子様」との出逢いがきっかけで「自分磨き」に目覚めます。

そして 結婚という出逢いにギリシャとアメリカ、ふたつの異文化の出逢いをからませて
徹底したコメディタッチで描かれています。
少々オーバーアクションなところもありますが 深く考えないで楽しみましょう。
(恋や結婚に理屈を並べてもしらけるだけですからね)
ちなみに big fat とは 大げさな と言う意味です。

さて 結婚式の主役はどこの国でも花婿より 花嫁。
そしてよりモチベーションが上がるのは花嫁側の家族でしょう。
花婿さんは結婚が決まれば ほぼ「まな板の上の鯉」状態が多いのではないでしょうか。

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こちらのまな板は チーズや果物用に作られた小さな陶器製です。
どちらかというと ベルギーやオランダあたりで出逢うことのほうが多いようですが
これは南仏からやって来ました。
刻印などはありません。未使用・完品です。

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★ムスティエ風の陶器まな板 sold
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お正月が過ぎれば
映画好きのなかでは 早くもアカデミーの話題に花が咲きます。

店主は「大統領の執事の涙」をぜひ観たいと思っています。
(主役クラスの俳優陣に加えて レニー・クラヴィッツやマライヤ・キャリーが出てますよ♪)

「ゼロ・グラビティ」は今のところ
「最も過大評価された作品」と言うことになっています。
今回は際立った「話題作」がなかったかなぁという印象ですが
皆さんの予想はいかがですか?

アカデミーと同時に気になるのは
「最悪映画作品」に与えられる「ゴールデンラズベリー賞」です。
これに選ばれた俳優さんはたいていは「授賞式」に出席しませんが
店主の記憶ではハル・ベリーが楽しそうに出席していました。
こういう余裕、いいですねぇ(笑)

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ベリーつながりで今夜はこんなお皿。
まるでレースのモチーフのようなカットワークと、
ベビーブルーのライン、
2.3種類のベリーのレリーフが美しいハーモニーを奏でるお皿。

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1800年代のジョワジー(クレイユ・モントロー合併以前)とのことです。
直径21.5センチ パン皿あるいはデセール用でしょうか。

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貫入はありますが完品です。★sold