2023年 02月 22日
古けりゃいいってもんでもないけれど
何が古いって?
今日は店主のうん十うん回目の結婚記念日。
(はい、その当時は猫の日にゃんて日にはなっていませんでした。)
ああ・・銀婚式なんて今は昔
そろそろ金婚式の予定でも立てようか という記念の年を重ねております。
お互い空気のような存在 とか言いますが
そんなに軽いものでもないですよねぇ
全くいなきゃ困るけど ずっと一緒だと重い。何かと邪魔だし。イラつくし。
重い酸素ボンベに入った空気ってとこですかね。
さて そんな「古い」店主がご紹介するのはこの「古い」お皿です。
例の? PONT-AUX-CHOUXです。
古けりゃいいってもんでもないですが・・・18世紀のお皿。
いや 文句なしに古そうですね。
だいぶ使われたようなのに
大きな損傷がないのがすごいと思います。
フランスの陶磁器窯業の師匠はイギリスの窯、イギリス人の技術者です。
ポントシュー窯はイギリスのクリームウェアをフランスでも
というコンセプトで開かれた窯なので
昨今、メイドインイングランドのクリームウェアを
ポントシューと間違えている古物商の人だって当然いるのかもしれません。
が、これは ポントシューの専門研究家が「間違い無い」と言ってくれたお皿
・・・だそうです。
つまりは
しっかりしたバックスタンプがない古い陶器に関しては
伝聞 推測 経験値・・が頼りということですね。
でもその揺らぎ加減が、古物好きの想像や妄想?を
楽しく膨らませてくれるのかもしれません。
窯や蘊蓄は二の次でいいと思います。
素敵! 大好き!
映画と古物との付き合いは、この(本能的な?)トキメキです。
PONT-AUX-CHOUX 花リムレリーフ楕円大皿
SOLD
この季節、わがオットと歩いた京都鴨川沿いの道・・
うん十うん年前のあのトキメキはいまいずこ・・・😂
by ruriiro_ameri
| 2023-02-22 22:00
| 異国の古物
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