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瑠璃色古雑貨店

修道院の庭にて 再び 〜第一夜

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劇場公開日は1959年8月22日。
古い映画です。

全ての飢えや病気に苦しむ人々を助け、神の福音を伝えることを目指して
修道院に入ったガブリエル(オードリー・ヘップバーン)。
これまでの家族や友人など あらゆる俗世と決別し、修道志願女としての暮らしが始まります。

あまりに厳しい戒律と信仰のみの毎日。
若い修道志願女の中には脱落していくものもいます。
けれどガブリエルは数々の試練にも打ち勝って晴れて正式の見習尼となり、
「シスター・ルーク」と名前も改め新しい人生と向かい合いますが・・・。
(イエスの弟子の一人 ルカは医者でした。その名前に由来しています)

俗世と自らの人生を捨て去り
イエスキリストの花嫁となる。
これが修道尼を端的に言い表す言葉ですが
ガブリエルの見たその世界とは、本当に今生きる底辺の人々に、
どれだけの救いをもたらすものだったのでしょうか。
いざ中に入ってみれば、
「巨大な密室での人間同士の現世欲」が歴然とある世界だったのではないでしょうか。

相手と心を通わせない「施し」は決して真の福音にはなり得ません。
やがて彼女は修道院と決別し、自分が選んだ道への扉を開けます。

静かな僧院から 喧騒の街中へ
彼女がまさに新たな一歩を踏み出すシーンで物語は終わります。

毅然と前だけを見て歩き出す後ろ姿。
そのさきの彼女の歩むであろう道の険しさは 安易に想像できます・・・。

ごく少ない台詞で、ガブリエルの真の強さ、清廉さを表現できたのは
やっぱりオードリーだったから というのは言い過ぎでしょうか。

ぜひ一度 じっくり鑑賞して見てください。

・・・さて 寒さ厳しい立春ですが
店主の住む地域では 日中 春めいた日差しが眩しく、
地面を見ると其処此処に植物のパワーの気配も感じられました。
寒さに負けず 本当の春の到来まで頑張りましょう・・・
というわけで? 今夜から小さな特集
修道院の庭にて 再び です。

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今夜はちょっと珍しい窯 Pillivuyt(ピリヴィ)の
ハーブ用蓋付きマグカップです。
蓋に番号が入った、
もともと修道院で使うためにと作られたものです。

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ピリヴィ窯は1818年の創業。
こちらはポーセリン製で未使用
1950年代後半〜60年ごろのものだと思います。

どんぐりか 松かさみたいなつまみが可愛いですね。


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ダメージなく清潔で すぐにご利用いただけます。




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口径8.5センチ 本体の高さ8.8センチ
蓋の直径10センチ

★修道尼のハーブ茶用カップ ご売約 ありがとうございました。

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by ruriiro_ameri | 2018-02-04 22:00 | 異国の古物 | Trackback | Comments(0)

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