今年もちょっとスープの季節〜1


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(C)2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.

「トランプが(アメリカ合衆国大統領に)選ばれ、ケイシー・アフレックがアカデミー賞(主演男優賞)を取った。
社会として性的暴行は当たり前なのだと公認したも同然」
というコメントが飛び交った前回のアカデミー賞受賞作品「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を観ました。

ケイシー・アフレックは 名前からすぐにわかると思いますがベン・アフレックの弟です。
いい役者だと思うのですが、人間的にはどうよ といった感じらしいです。
良い仕事と年齢を積み重ねて、しっかり落ち着いていただきたいものです。(笑)

今でこそ「声を上げる女性」続出で ハリウッドの伝統的?セクハラ、パワハラが問題になっていますが、
個人的には、洋の東西を問わずこういう業界にこの手の問題はマストのお荷物としてついてくると思っています。
時流に乗り、お国柄もあってスピーディーに制裁がなされている気もしますが
さてその未来は、となると絶滅は無理でしょうね。
悪くするとますます隠れ蓑をまとい、私たちの目には決して見えない形で続くかもしれません。


個人的なことはさておき、この作品は映画としてはかなり好きな作品です。
スラングが少々汚いですが、それも登場人が今置かれている環境をより強調するのに有効に働いていると思います。
映画は一番昔の過去の情景からスタートします。
主人公とその兄、兄の息子 3人で海釣りに行くシーンです。
そして現在と何段階かの過去とを行き来する形で物語は進みます。

ビールばかり飲んで、すぐ暴言を吐いたり、時には暴力を振るう「便利屋」の主人公。
(日本と違って ライフラインのトラブルは修理に日にちがかかり、
早く何とかして欲しい人はとりあえず「便利屋」を呼びます。)
なんてロクデナシな男だろう、と思いますが、
彼は自分とは対照的な温厚で真面目な兄の死によって、突然16歳の甥っ子の「後見人」になることに・・・。
兄の遺言状でそのことが明らかになる時、彼の心から消えない残酷な過去の出来事が観る私たちに明かされます。
(このシーンで流れる 「弦楽とオルガンのためのアダージョ」(アルビノーニ)がとても印象に残ります。)

兄は心臓疾患で、短くはないけれど決っして長くもない「余命宣告」をされていました。
自分に何かあった時、息子は弟に任せる。
それはどんなにロクデナシの呑んだくれであっても、弟の本当の人間性を見抜いていた兄にしかできない判断でした。

映画でありがちな作為のある会話や行動、
身を乗り出すような大展開はありません。
どこにでもいる男と どこにでもいる16歳の男の子
どこに停めたかわからなくなって「凍えそうだ」と二人が逃げ込んだ主人公のオンボロ車は
最初ヒーターをマックスにしてもちっとも温まりません。
けれど 少しずつ 少しずつ 車内が温まり始めるというシーンがあります。
この短いシーンに象徴されているように
二人のごく自然なそっけないくらいの会話のやり取りは
見るものに無理なくほのかな温かさを伝えていくのです。

主人公が 決っして帰りたくなかった街
マンチェスター・バイ・ザ・シー
どこかイギリス風の静かで風格のある街の佇まい。
透き通るように響く音楽と 緩やかな季節の移ろいが、主人公の人生とあまりに対照的に美しいです。

人生には愚かさと苦しみが
マストのお荷物としてついてくるんですね。

今回ちょっとびっくりしたのは、こういう寒い地域での土葬は、
気長に春を待って行う(その間ご遺体は冷凍)ということでした。
ずっと「寒そう」な映画でしたが
こちら日本も、瞬くうちに冬到来です・・・。

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今夜は 小さな小さな一人用のスーピエ。
冬に行きたい南仏のものでしょうか バラとミモザが手書きされています。
ちょっと渋目のバラ色なので 可愛い中にも落ち着きがあります。

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高台裏にかけ、蓋に製造過程で修復したような窯疵、本体に貫入があります。
見込みは綺麗です。
十分実用していただけると思います。


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口径(内径)10.5センチ (外径)11.5センチ
本体の高さ9センチ 蓋をした全体の高さ15センチ

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★薔薇とミモザの小さなスーピエ
ご売約

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by ruriiro_ameri | 2017-11-13 22:00 | 異国の古物 | Trackback | Comments(0)

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