2015年 01月 28日
春待ちボウル2015〜1
外ではごぉごぉと凍てつく西風が吹きまくっています。
日足は少しずつ春へ続く長い坂道をのぼり初めましたが
まだしばらくはマフラーや湯たんぽを手放せません。
そこで眼だけは「春」を楽しんでいただこうと、
昨年に続いて小特集。
今夜は緑のボウル。
KGリュネビルのステンシル
1900年前後の窯印が入っていますので100年を経たアンティークです。
ものすごく古いカケがあります。
良く見ると表側・少年の足下に横に走るラインがありますが
指には引っかからず、釉薬の下のラインのようです。
染まりと高台の削げも年月の重さを映しています。
口径13.5センチ 高さ8センチ
★KGリュネビル「収穫の季(とき)」ステンシルボウル ご売約
後ろのお砂糖入れ
古いです。(高いです すみません)
クレイユ窯との合併以前の モントロー 1835年頃のものです。
古いカケやチップはありますが、大切に扱われていたようで
蓋を閉めて置いてあると、ダメージ部分はわかりません。
あと20年足らずで なんと200年選手のアンティークという事になります。
繊細な線で描かれた オリーブの実でしょうか。
押さえたオリーブグリーン単色で 控えめな柄なのに
置いた時の存在感がちょっと違う・・・のはなぜでしょうね。
★19世紀前半・モントロー窯 オリーブのシュクレポット 15,000円
by ruriiro_ameri
| 2015-01-28 22:00
| 異国の古物
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