2014年 09月 13日
マイ・ホーム・ドクター
最近 高齢の父の様子を見によく実家へ行きますが
先日はちょっとしたアクシデントがあり
父に付き添ってご近所の開業医を訪れました。
父はこれまでは大きな病院にばかり行っていましたが
ちょっと不安なときにすぐ診てくれるホームドクターを決めた方がいいという
介護の仕事をしている知人のアドバイスを私が伝えたところ
なんとかその開業医へ行く気になったようです。
幸い患者さんの「話をよく聞いてくれる」しっかりした女性の先生でした。
いいお医者さんが見つかってよかったね、と父と話をしました。
有名な病院の名医に「病気」を診てもらうことも大事ですが
特に年を取ってからは、親身になって「患者」を診てくれる
医師に巡り会うことの方が大事だと思います。
2009年公開の日本映画「ディア・ドクター」は
いわゆる「にせ医者」(笑福亭鶴瓶)が主人公。
医薬品の知識はあっても本当の医者ではない彼ですが
無医村の人たちにとっての「希望の光」でした。
テンポよくユーモラスに住民との交流が描かれ
なかでも看護師役の余貴美子さんの演技は秀逸です。
しかし、ある末期がんの未亡人とかわした「嘘をつきとおす」という約束が
彼の嘘がバレてしまうきっかけになってしまいます・・・。
映画は その「嘘がバレて」行方不明になったにせ医者の
白衣が美しい緑のなかに脱ぎ捨てられている情景から始まります。
脱ぎ捨てられた白衣は多くの住民の悲しみを癒し
心を慰めてきた「嘘」の象徴。
本当に人を救う医療とは何なのか 今一度考えさせられます。
芸達者なキャストにも支えられ 心に残る秀作です。
さてさて こちらはにせ医者ではなく
正真正銘の「医師免許」の額装です。
横幅47センチ 高さ39.5センチもあり 大変存在感のあるアンティーク。
アメリカ・イリノイ州、時代はなんと1898年のものです。
どんなお医者さんの診療室に掛けられていたのでしょうか。
患者の心と向き合う 優しいドクターだったのでしょうか。
良い環境で保管されていたようで 古い割には大変良い状態です。
★19世紀の医師免許額装 sold ありがとうございました。
Commented
at 2014-09-13 22:01
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
ruriiro_ameri at 2014-09-13 23:21
鍵コメHさま
あーーさっき送ったメールに書くの忘れてしまいましたっ
すんません!
すぐ送ります〜〜〜〜
あーーさっき送ったメールに書くの忘れてしまいましたっ
すんません!
すぐ送ります〜〜〜〜
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by ruriiro_ameri
| 2014-09-13 22:00
| 異国の古物
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Comments(2)